第12回 日本歯科人工知能(AI)研究会 開催のお知らせ 2026年8月23日 開催


第12回 日本歯科人工知能(AI)研究会

開催概要

日  時 2026年8月23日(日)12:30開場 13:00~17:00
会  場 岐阜市じゅうろくプラザ 中会議室1(5F)(地図
〒500-8176 岐阜県岐阜市橋本町1丁目10番地11
JR岐阜駅隣接・徒歩約2分 / 名鉄岐阜駅より徒歩約7分
開催形態 ハイブリッド開催(現地開催 + Zoom Webinar)
参 加 費 無料(会員)
10,000円(非会員)
無料(学生:修士・学士)※博士課程の方は対象外
申込状況 参加・演題発表ともに、2026年8月16日(日)をもって受付を終了いたしました。

参加申し込みについて

参加・演題発表ともに、2026年8月16日(日)をもって受付を終了いたしました。多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました。

参加者へのご連絡(参加費支払い方法・プログラム・Zoom Webinar URL等)は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ順次お送りしております。

参加費のお支払い

参加費は事前支払いのみとなります。振込先等の詳細は、別途ご案内のとおりです。

領収書について

領収書は研究会終了後に事務局よりメールにて一括送付いたします。宛名なしの共通フォーマットでの発行となります。

なお、当研究会は適格請求書発行事業者(適格事業者)ではないため、インボイス(適格請求書)の発行は行っておりません。あらかじめご了承ください。

入会のご案内

日本歯科AI研究会への入会をおすすめします。入会後は研究会参加費が無料となります。
入会金:7,000円(初年度分の年会費を兼ねる)
詳細は当研究会ホームページをご覧ください。

【プログラム】

時間 内容
12:30~13:00 受付開始 受付にて受講確認用ネームホルダーを配布しています。セミナー中は首から提げてご参加ください。
13:00~13:05 開会あいさつ
原 武史(岐阜大学 工学部 電気電子 情報工学科)
13:05~14:05

一般演題1

座長:筑井 徹
(九州大学 大学院 歯学研究院)

13:05~13:15
視覚言語モデル(VLM)の内部コード表現・認識と外部画像表示・認識との乖離への介入について
西山 秀昌(新潟大学 大学院 医歯保健学研究科 顎顔面放射線学分野)
13:15~13:25
視覚言語モデルを用いた変形性顎関節症の診断支援の可能性について
森 瑞穂(愛知学院大学歯学部歯科放射線学講座)
13:25~13:35
同一患者の多種顎顔面X線画像を用いた性差領域の可視化
―ResNetおよびSwin Transformerによる比較解析―

福田 元気(大阪歯科大学 歯学部 歯科放射線学講座)
13:35~13:45
口腔細胞診における類似領域検索を用いた画像からの所見生成
翠 優介(岐阜大学 大学院 自然科学技術学科)
13:45~13:55
LLMの空間理解に向けたテキストによる歯科解剖学的構造の3次元位置推定
木村 亘汰(岐阜大学工学部)
13:55~14:05
歯科パノラマX線画像を用いた顎嚢胞構造化所見生成における外部情報補助の有用性検討
細川 菜々香(岐阜大学 大学院 自然科学技術学科)
14:05~14:15 休憩(10分間)
14:15~15:00 教育講演①

座長:勝又 明敏
(朝日大学 教授)

パノラマX線画像を基盤とした全身疾患予防のためのAI研究開発シーズ(種)
田口 明(松本歯科大学 歯科放射線学講座 主任教授)
15:00~15:05 休憩(5分間)
15:05~15:50 教育講演②

座長:飯田 幸弘
(朝日大学 歯学部 口腔病態医療学講座 歯科放射線学分野 教授)

当講座における人工知能を用いた歯科画像診断の応用
― シェーグレン病(症候群)を中心に ―

木瀬 祥貴(愛知学院大学 歯学部 歯科放射線学講座 教授)
15:50~15:55 休憩(5分間)
15:55~16:55

一般演題2

座長:原 武史
(岐阜大学 工学部 電気電子 情報工学科)

15:55~16:15
(1)非エンジニアの歯科医師がシステムを開発する
― 臨床家と生成AIとの協働開発の実際 ―
(2)生成AIを活用した研究テーマの探索と過去データの再検証
― 生成AIへの懸念は払拭されるか ―

小出 一久(こいで歯科医院)
16:15~16:25
Active learningによる上顎嚢胞セグメンテーションのアノテーション軽減とモデル性能向上の可能性
有地 淑子(大阪歯科大学 歯学部 歯科放射線学講座)
16:25~16:35
深層学習による頭頸部MR FRACTURE画像のCT様化
崔 雲昊(九州大学)
16:35~16:45
ChatGPTを用いた頸椎形態分類による成長予測の可能性
藤井 伸夫(朝日大学歯学部 口腔構造機能発育学講座歯科矯正学分野)
16:45~16:55
歯生え薬の有効性評価に向けたMRIによる永久歯胚のAI自動体積算出
髙橋 克(医学研究所 北野病院)
16:55~17:00 閉会あいさつ
勝又 明敏(朝日大学 教授)

[教育講演①]

田口 明
松本歯科大学 歯科放射線学講座 主任教授

パノラマX線画像を基盤とした全身疾患予防のためのAI研究開発シーズ(種)

口腔・顎顔面領域の診断に用いられるパノラマX線画像には、全身疾患予防に資する多くの情報が含まれる。骨粗鬆症スクリーニングではAI応用が進み、多くの研究およびメタ解析が報告されている。一方、女性ホルモン過多による顎骨骨量増加を指標とした乳癌患者スクリーニング(Taguchiら, 2012)は今後の重要な課題である。歯周病は心血管疾患など多くの全身疾患と関連し、我々も不良な口腔衛生が高血圧リスク、血管内皮機能障害および主要心血管イベントと関連すること、さらに微小脳梗塞の増加とも関連することを報告してきた。近年、口腔衛生管理が脆弱性骨折リスクを低下させることが示される一方、不良な口腔衛生は骨粗鬆症治療効果を減弱させる可能性も示唆されている。このように口腔と全身の関連は多面的であるが、パノラマX線画像上で不良な口腔衛生状態を評価する客観的かつ定量的指標の確立が課題であり、AIの活用が期待される。

[教育講演②]

木瀬 祥貴
愛知学院大学 歯学部 歯科放射線学講座 教授

当講座における人工知能を用いた歯科画像診断の応用
― シェーグレン病(症候群)を中心に ―

当講座では2018年頃より、歯科領域の各種病変に対し、パノラマエックス線画像、CT、超音波など多様なモダリティ画像を対象としてAIを応用し、その診断精度の検証などを進めてきました。本講演では、これまでの研究を概説するとともに、現在主たるテーマであるシェーグレン病(症候群)の画像診断におけるAIの応用について、有用性と課題を含めて紹介します。

シェーグレン病は自己免疫疾患であり、眼・口腔乾燥を主症状とします。口腔乾燥に関しては唾液腺の破壊により唾液分泌量が低下し、進行例では味覚障害・多発性齲蝕・口臭などにより日常生活に重大な支障を来します。我々はこれまでに、本疾患患者に対し局所洗浄療法を試みてきましたが、重度例では効果が乏しく、軽症例では良好なコントロールが可能でした。すなわち、本疾患は早期発見が重要であり、その実現においてAIの役割は大きいと考えられます。本講演では、シェーグレン病の早期診断に向けたAIの可能性についても検討します。

懇親会

研究会終了後、お申込みいただいた方を対象に懇親会を開催いたします。

  • 会場:個室居酒屋 すみ田 岐阜駅玉宮住田店(岐阜市住田町1-9-2)
  • 開始時間:17:45~
  • 会費:6,000円(当日、研究会受付にて「現金」でのお支払いをお願いします)

※懇親会は、事前にお申込みいただいた方のみご参加いただけます。
※当日キャンセルはキャンセル料が発生いたします。ご了承願います。